マイオブレース(Myobrace)矯正とは、小児期に行う矯正方法の一つで、従来のワイヤー(ブラケット)による矯正の欠点を補うことができる治療方法です。「抜歯してワイヤーをつけて歯並びを改善する」それだけが矯正ではありません。
マイオブレース矯正は、「口呼吸」「舌癖(ぜつへき)」「飲み込み方」など歯並びが悪くなる原因となる癖を、マウスピース型の矯正装置と、1日2~3分のトレーニングで治していくことで正しい歯並びを促します。治療開始は6~7歳が最適な時期です。
口を空けて呼吸している時、舌は下アゴに落ちています。舌の正しい位置は上アゴです。間違った舌の位置は口呼吸や逆嚥下を起こし歯並びを乱します。
指しゃぶりや爪噛み、よく噛まずに飲み込むなどの癖は歯並びを悪くする原因になりますので注意が必要です。
姿勢が悪く身体が歪んでいることで歯並びが悪くなることもあります。正しい姿勢を身につけましょう。
- 年齢
- 10歳(治療開始時8歳)
- 期間
- 約2年
- 症例
- 過蓋咬合
- 患者様の声
- 変なところから生えて来てしまった歯があったのがきっかけで、矯正相談に行きました。初めてマイオブレースのお話聞いた時はこんなに隙間が無いのにしっかり並ぶのかなと不安でしたが、体操とマウスピースでだんだん並んでいき、噛み合わせも深かったのがどんどんいい位置に変わっていき、あっという間に綺麗な歯並びになりました!マイオブレースを始めた頃は夜寝ている間に外れちゃっていたり、手こずりましたが徐々に慣れていき、マウスピースすることが習慣化されました。体操もやりたくない時もありましたが、先生に褒められる度にやる気になって一生懸命取り組めました。マイオブレースと体操でどんどん変わっいくのが不思議で、舌の体操の大切さを実感しました。歯並びもとっても綺麗に並んでくれて、やってよかったです!
- 年齢
- 7歳
- 期間
- 現在治療中
- 症例
- 反対咬合
- 年齢
- 7歳
- 期間
- 現在治療中
- 症例
- 反対咬合
- 年齢
- 5歳
- 期間
- 現在治療中
- 症例
- 叢生
- 患者様の声
- 2学年差の兄妹でマイオブレースシステムを始めて2ヶ月経過していますが、毎日のその月の課題を練習することがすっかり日課になってきています。 数ある小児の時期に開始する矯正のなかでこのシステムを選んだきっかけは、まずは楽しんで続けられそうであることでした。動画も使い子どもにわかりやすい説明で課題を進められます。次に、呼吸や飲み込む時に使う様々な筋肉の動かし方を自然に難しくなく正しく身につけられそうだったからです。これからも変化を見ていくのがたのしみです。
- 年齢
- 7歳
- 期間
- 現在治療中
- 症例
- 反対咬合
- 患者様の声
- 娘の反対咬合がずっと気になっており、無料相談をさせて頂きました。分かりやすく丁寧に説明して頂き矯正をすることにしました。治療も予防歯科で通院しておりますが、凄く丁寧で80歳までしっかり自分の歯を残せるように数値で結果をみせてくれて積極的に働きかけてくれるのでやる気がでます。
マイオブレースには成長の力を利用する運動があります。その運動をご家庭でも適切におこなっていただければほとんどの方が改善されています。
ただし、どうしても本人の努力とご家庭の協力に頼る部分が多いため、100%改善するとはいいきれない点があります。
何歳ではじめても12歳くらいまでです。
なお、前歯は6−8歳ごろ、横の歯は8−10歳ごろに生え変わることが多いです。
並び替える力が強い時期にはじめるのがおすすめです。
一番効果的なのは8歳ごろまでにスタートしていただくのがおすすめです。
もちろん10歳や11歳からの治療でも効果を出せてるいる子もいますが、そういう場合は本人が努力家の子が多いかもです。
ありません。
あります。
一番大きな問題は、決められた運動をしないなどの本人の協力がない場合です。
まれに骨格的な要因や、嘔吐反射が強い場合にマイオブレース矯正が利用ができなかったケースがあると報告されています。