歯並びが悪くなる原因と言うと、遺伝や顎の発育度合いなどをイメージさせれる方が多いと思います。たしかに、遺伝や発育も歯並びを悪くする原因の1つではあります。ですが、歯並びを悪くする原因の7割り以上は口呼吸や指しゃぶりなどの悪い癖(行動)であることがほとんどです
では、具体的に悪い癖とは何でしょうか。
- 口呼吸
- 指しゃぶり
- 唇を噛む
- 唇を吸う
- 頬杖
- 舌が下前歯の位置にある
- 舌を噛む
- 悪い噛みグセ
- 悪い飲み込み方
自分もそうですがお子さんが知らず知らずのうちにやっている事が多いかと思います。なぜ、この悪い癖(悪習癖)が原因で歯並びが悪くなるのでしょうか?
歯は20グラムに満たない力でも長時間続けば歯を動かしてしまいます。20グラムというのは指で軽く歯を押す程度の荷重です。
こんなにも軽い力で歯が動いてくるので間違った力がかかる悪習癖を続けると、だんだんと歯の位置が変わり歯並びが悪くなってきてしまいます。
口呼吸をすれば頬が歯を内側に押しガタガタの歯並びに、指しゃぶりをすれば前歯に力がかかり出っ歯や開口に。悪い癖(悪習癖)によって歯列不正の種類も変わってきます。
当院ではそんな悪い癖(悪習癖)を解消し、正しい歯並びを目指すMRC(口腔筋機能療法)という矯正方法を導入しています。
歯並びに不安のある方、悪い癖(悪習癖)が思い当たる方は1度矯正専門医に見て頂くことをおすすめします。お気軽にご相談ください。